シューズの話

シューズの事を色々書いていこうと思っています。

ソールを貼り付けて完成です。

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アッパーの底面部分とソールに接着剤を塗って、ソールを貼り付けます。

これで、シューズがほぼ完成です。

ソールを貼り付けたシューズから、ラストを抜きます。

インソール(中敷)を準備して、シューズの中に入れます。

靴ひもを通します。

これで、シューズが完成しました。

ソールの準備

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ソールを準備します。

①アウトソール…主にラバーが使用されます。モールド(金型)でプレス焼きするアウトソールが多いです。

②ミッドソール…主にEVAスポンジが使用されます。裁断して使います。

ウエッジソール…これも主にEVAスポンジが使用されます。ウエッジ形状に漉いたEVAを裁断して使います。

④と⑤上記、①②③に接着剤を塗って貼り合わせます。

このソールをアッパーと接着させます。

次回は、その接着の図を載せる予定です。

アッパーのつり込み

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完成したアッパーをつり込んでいきます。

アッパーの裏に接着剤を塗り、中底に接着剤を塗りラストの底面にセットします。

中底をセットしたラストにアッパーをかぶせます。

アッパーを全周中底に接着させます。(つり込みといいます)

シワがなくつり込まれたら完成です。

ラストとシューズのデザインが決まれば型紙を作ります。

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ラストとシューズのデザインが決まれば、アッパーの型紙を作ります。

型紙の作り方はシューズメーカーさんによって異なりノウハウもあります。

型紙作りは大変繊細な作業で、材料の厚みや材料の伸びなどを考えて作っていきます。

シュースを製造するのに靴型(Last)というものを使用します。

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靴型(Last)のイメージスケッチです。

このLastはシューズメーカーさんのノウハウが山ほど入っていて、最終的にシューズが完成した時の履き心地や機能になっていきます。

このLastから基本アッパーやソールを製作していきます。

今後図解して説明していきます。

スニーカーもアッパーにソールが貼りつけられています。

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今日はスニーカーです。

スニーカーもアッパーとソールに分かれています。

アッパーその素材の多くは綿布(キャンバス)が使われていて、本革や合皮の物もあります。

ソールの多くはラバーが使われています。

上の図は一番簡単な製法で。今後色々な作り方を載せていこうと思っています。

紳士靴

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今回は紳士靴です。

紳士靴は製法が色々あり、今回はセメント式(接着剤でアッパーとソールを貼り付ける)の図です。(その他の製法は以後図解していくつもりです)

紳士靴のアッパー素材も本革や合皮など沢山種類があります。

ソールも本革やラバーなどあります。

婦人靴

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婦人靴です。

上の部分がアッパーで、下がソールとなります。

婦人靴のアッパーには、本革や合皮、綿布など多くの素材が使われています。

ソールの地面に当たる部分は、ゴムや樹脂などが使われています。

シューズは、アッパーとソールに分かれています。

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シューズは、上の部分と下の部分に分けられ、

上の部分を『アッパー』、下の部分を『ソール』といいます。

アスレチックシューズの場合、アッパーはナイロンと革や合皮がよく使われています。

ソールは柔らかくてクッションの良いEVAスポンジと滑りにくく丈夫なラバーがよく使われています。